ソフトバンク・栗原 均衡破る決勝打 前半戦白星締め、貯金「26」

 「西武0-1ソフトバンク」(21日、ベルーナドーム)

 ソフトバンク・栗原陵矢内野手が均衡を破った。0-0で迎えた九回2死二塁。隅田の初球直球を振り抜き決勝の中前適時打。柳田の負傷離脱以降、3番に座り続ける男は「モイネロに勝ちをつけたい思いが一番だった」と汗を拭った。

 前半戦最終戦を白星で飾り、貯金は26。それでも小久保監督は「パ・リーグ優勝、日本一の目標を掲げてのスタートだった。そういう意味では一番近い位置にいる認識」と気の緩みは一切ない。

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