DeNA 2点差から悪夢 佐野勝ち越し2ランも逆転サヨナラ負け 首位と2・5差の3位でターン
「ヤクルト8-7DeNA」(21日、神宮球場)
DeNAは粘り切れずに力尽きた。延長十一回、佐野の勝ち越し2ランでリードを奪ったが、3連投の京山がヤクルト打線に捕まって悪夢の逆転サヨナラ負けだ。
主将の牧秀悟内野手は、重たい足取りで最後に引き揚げた。「個人含めてチームの課題が多いですし、こういう接戦をモノにできないんじゃ、このまま勝てないんで。何とか切り替えてやっていきたいと思います」。総力戦を落とし、表情はいつになく険しかった。
しかし、三浦監督は「全員でよくやってくれた」とねぎらった。首位と2・5差の3位でターン。「この粘りは後半戦、生きると思いますし、生かさないといけないですし。細かい判断ミスというのもありましたけど、それも含めて後半戦に生かしていきたい」と唇をかみながらも、あくまで前を向いた。