日本ハムが誹謗中傷の投稿に警告 法的措置も視野 新庄監督も怒りの反応示す
日本ハムは22日、球団公式ホームページでSNS等による選手に対する誹謗中傷や悪意ある投稿について警告した。
球団では今月11日、新庄剛志監督が自身のSNSで選手に届いたとみられる「疫病神さん」「他所のチームへいったほうがいいですよ」などの中傷メッセージに触れ、「プロ野球選手のみんな こんな人間のDMは即 即 ブロック 僕なんか負けが続くと腱鞘炎になるくらいブロックしまくりばい」と呼びかけていた。
NPBでは昨年から選手会が誹謗中傷に対して法的措置を取り、損害賠償の支払いを含む示談が複数成立。今季はロッテなども警告を発するなど、問題行為への対策を行っている。
日本ハムの投稿は以下。
「いつも北海道日本ハムファイターズに温かいご支援、ご声援を賜り、誠にありがとうございます。皆様の応援やメッセージは、選手たちの励みにもなっており、心より感謝申し上げます。
しかしながら、SNS等において、全力でプレーする選手に対する誹謗中傷、侮辱や脅迫、事実に基づかない悪意の感じられる投稿が確認されています。そうした行為により当事者はもちろんのこと、内容を目にした多くの方が不快な思いをさせられています。
看過できないと判断した場合は、専門家や警察などの関係機関と連携しながら法的措置などを視野に入れ、断固とした対応をとることがございます。選手とファンの皆様が双方の尊厳を尊重し合う関係にあり、マナーを遵守した応援で後押ししていただけることをチーム一同、心より願っております。何卒よろしくお願いいたします。北海道日本ハムファイターズ」