早実が14-13の壮絶打撃戦を制す 最大9点差を追いつかれるも八回に勝ち越し 9年ぶり夏30度目甲子園へあと2勝

 2回、高校通算64号の満塁弾を放ちガッツポーズする早実・宇野
 8回、勝ち越し適時打を放ち笑顔の早実・高崎
 8回、勝ち越し適時打を放つ早実・高崎
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 「高校野球西東京大会・準々決勝、早実14-13国学院久我山」(22日、神宮球場)

 早実が一時9点リードを追いつかれたが八回に勝ち越し、7年ぶりに準決勝に進んだ。壮絶な打撃戦を制して、2015年以来、9年ぶり30度目の夏の甲子園出場へあと2勝。

 早実は一回に3点を先制されたが、その裏に1点を返すと二回にも5点、三回に6点を加えて、序盤で12-3と9点もの大量リードを奪った。

 しかし、五回に4点を返されると、13-7で迎えた七回には一挙6点を失い同点に。それでも八回1死二塁で3番・高崎が左中間を真っ二つに破るタイムリー二塁打を放ち勝ち越した。

 早実の進出は清宮幸太郎(日本ハム)、野村大樹(西武)らを擁した17年以来。

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