榊原コミッショナー タイブレーク制に実行委見解待つ「検討結果を受けて判断したい」

 プロ野球の榊原定征コミッショナー(81)が22日、都内でのオーナー会議に出席後、導入を検討しているタイブレーク制について見解を示した。

 既に実行委員会で検討し議論を進めている制度で、この日のオーナー会議では議題に上がらなかった。「今は12回で引き分けという形。メジャーリーグや(日本の)高校野球(などアマ球界)が導入している。それについてプロ野球がどうするか。ゼロから検討しようということ」と説明。NPBではメリット、デメリットなども見極める方針で「検討結果を受けて判断したい」との方針を示した。導入する場合は早くても26年シーズン以降の見通しだ。

 またオーナー会議では、公立中学校の運動部活動の地域移行にともない、指導者の派遣や大会の支援を行っていくことなどを確認した。

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