報徳学園が3年ぶり4強入り ドラフト上位候補の今朝丸が七回途中までノーノーの好投

 好投を見せる先発投手の報徳学園・今朝丸(撮影・今井雅貴)
 3回、暴投に反応し、三塁へ進塁した報徳学園・今朝丸(撮影・今井雅貴)
 先制点を獲得し、ハイタッチをする報徳学園・今朝丸(右)=撮影・今井雅貴
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 「高校野球兵庫大会・準々決勝、報徳学園4-0神戸学院大付」(24日、明石トーカロ球場)

 報徳学園が2021年以来、3年ぶりとなる4強入りを果たした。

 今秋ドラフト上位候補で最速151キロ右腕の今朝丸裕喜投手(3年)が先発。初回から三者凡退の立ち上がり。二回先頭では空振りでこの日初となる三振を奪った。2死から味方の失策で走者を出すも、次打者を空振り三振。この日最速148キロを記録した直球と変化球の巧みなコンビネーションでテンポよく投げ込み、七回2死まで無安打投球を披露して7回2安打無失点と好投した。

 この日は6球団のスカウトが視察。ネット裏のスカウトのスピードガンでは平均球速が143キロ~145キロを記録し、日本ハム・荻田スカウトは「丁寧に投げている中でも出力が上がっている」と評価した。

 打線は三回に犠飛で先制、六回にも相手のミスから追加点を獲得。七回1死三塁では代打・中川晴登内野手(3年)が左前適時打と、大角健二監督(44)の采配がズバリ的中した。

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