楽天・辰己が悲痛 敢闘選手賞受賞も「オースティンが心配です」「申し訳ない」九回、自らの一ゴロがイレギュラー

 9回、辰己の打球が顔面に当たり、途中交代したオースティン(左)=撮影・西岡正
 9回、辰己の打球を顔面に受けグラウンドに倒れ込むオースティン(撮影・山口登)
 各賞を受賞した(左から)近藤、佐藤、辰己、坂倉(撮影・山口登)
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 「マイナビオールスターゲーム2024・第2戦、全セ10-16全パ」(24日、神宮球場)

 敢闘選手賞を受賞した楽天・辰己の表情が晴れることはなかった。「楽しめましたけど。オースティンのケガが心配。申し訳ない」と思いを吐露した。

 九回1死、自らが放った一塁への痛烈なゴロがイレギュラー。大きくバウンドが代わり、一塁を守っていたDeNA・オースティンの顔面を直撃した。助っ人は流血して途中交代しただけに、声のトーンも低かった。

 この日は6番・中堅で先発出場し、二回の第1打席で右越えの先制ソロを放つなど3安打2打点、5出塁と躍動。試合後には「シーズンに向けて頑張りたい」と前を向いていた。

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