広陵が2年連続で決勝進出 4季連続甲子園出場へ、27日の大一番は昨年と同じ広島商と激突
「高校野球広島大会・準決勝、広陵4-1呉港」(25日、ぶんちゃんしまなみ球場)
広陵が呉港との接戦を制し、2年連続での決勝進出を決めた。
初回に2死一、三塁から7番・枡岡憲志外野手(3年)と曽根丈一郎内野手(1年)が適時打を放ち、2点を先制。1点差の八回には代打・松村悠叶内野手(3年)が2点適時三塁打をマークし、勝負を決めた。
先発の山口大樹投手(3年)は5回2/3を投げ、1安打無失点の好投。7者連続を含む11奪三振をマークした。六回に2死から3者連続で四死球を与えたところで、エース・高尾響投手(3年)にスイッチ。6番・池田に三遊間へ鋭い打球を浴びるも、二走の足に当たり守備妨害で難を逃れた。
その後も走者を背負いながらも得点を許さなかった高尾。王者らしい盤石の試合運びで、決勝進出をつかみとった。