絶好調、日本ハム・清宮、新庄監督の「信じません」にも前向き「褒められたら気が緩んじゃう」後半戦も連勝宣言「去年と逆に」

 打撃練習をする清宮(撮影・中島達哉)
 守備練習をする清宮(撮影・中島達哉)
 レイエス(右)らとアップ中に談笑する清宮(左)=撮影・中島達哉
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 日本ハムの清宮幸太郎内野手(25)が夏の躍動を誓った。25日、後半戦開始に向けてエスコンフィールドで練習。全国的な猛暑の中、「なんか、夏いいっすよね。爽やかじゃないですか」と汗を拭いながら活躍するシーンを思い描いた。

 前半戦最後の3戦は9打数8安打2本塁打と絶好調。それでも新庄監督からは「いや信じませんよ。まだまだ」と厳しい言葉を並べられた。清宮は「褒められたら、気が緩んじゃうところがあると思うんで、あれぐらいの方が。嫌な気持ちには全くなっていないです。いつも声はかけてくださるので」と前向きに捉える。球宴期間の休みも体を動かし、調子の維持に努めてきた。

 後輩たちの活躍も、いい刺激になる。夏の甲子園をかけて、母校・早実が4強進出。「楽しみです」と笑顔を見せた。甲子園出場となれば清宮が高1の時に出場した15年以来。そうなれば「もうなんでもしますって感じっす」と差し入れする思いだ。木製バットでプレーし、高校通算64本塁打の宇野真仁朗内野手については「木で打ってますもんね。すごいっすよ。当時の僕からしたら無理だなって」と絶賛した。

 昨季は10連敗で球宴を迎え、球宴明けも3連敗。計13連敗を喫したのがこの季節だった。今季は自身の活躍もあり、現在は5連勝中。「いい形で5連勝できてますし、去年とは逆で(休み)明けも連勝できるようにいければと思います」。昨年とは真逆の夏にする。

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