“逆転の報徳”発動!センバツ準V・報徳学園が社を下して6年ぶり夏の甲子園に王手

 延長の末、勝利した報徳学園ナイン(撮影・今井雅貴)
 2回、右越え本塁打を放つ報徳学園・斉藤(撮影・今井雅貴)
 7回、三振を奪い叫ぶ報徳学園・今朝丸(撮影・今井雅貴)
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 「高校野球兵庫大会・準決勝、報徳学園5-4社」(26日、ほっともっとフィールド神戸)

 今春センバツ準Vの報徳学園が夏2連覇中だった社を下し、2018年以来6年ぶりとなる夏の甲子園出場に王手をかけた。

 両軍無得点の二回先頭で4番・斎藤佑征内野手(3年)が右翼スタンド中段に突き刺す先制のソロをマークした。しかし、先発した間木歩投手(3年)が五回まではわずか1安打に抑えたものの、六回1死三塁で同点適時打。七回1死一、三塁で勝ち越しの右前適時打を許した。

 続く1死一、三塁から今秋ドラフト上位候補で最速151キロ右腕・今朝丸裕喜投手(3年)が登板。空振り三振で2死二、三塁となったが、けん制で二走を挟んだ間に三走が本塁生還、本塁への野手の送球がそれる間にさらに二走の生還も許して一気に3点リードを与えた。

 しかし、七回無死満塁から西村大和内野手(3年)の右前適時打などで3点を返して再び同点。延長十回タイブレークでサヨナラ勝ちを決めた。

 前回の夏の甲子園出場時は第100回の記念大会であったため、東兵庫代表として出場。東西合わせての夏の県大会の決勝進出は2010年以来14年ぶりとなった。

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