夏の甲子園 江川卓氏が開幕試合の始球式に登場「あの夏と同じ青春の一球を」日本高野連が発表 昭和の怪物が聖地のマウンドへ

 江川卓氏
 銚子商戦に登板した作新学院・江川卓=1973年8月
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 日本高野連は26日、第106回全国高校野球選手権の開会式後に行われる開幕試合の始球式を江川卓氏が務めると発表した。

 江川氏は高野連を通じ「持ち帰った甲子園の土を見て、春と夏だけに現れるまぼろしの場所に立った若き記憶がよみがえります。今回、チャンスをいただき、あの夏と同じ青春の一球を。私にとって50年の空白を貫く一球です」とコメントした。

 日本高野連は選考理由について「高校時代は公式戦で無安打無得点を9度、完全試合2度達成、第45回選抜大会では1大会通算最多奪三振60を記録するなど『怪物』と呼ばれた。今年は甲子園100年の年であり、球場の歴史の中でも鮮烈な印象を残した選手として始球式をお願いした」と説明した。

 江川氏は「昭和の怪物」と称され、作新学院のエースとして1973年の第55回大会に出場。2回戦で延長12回の激闘の末に敗れたが、1回戦では延長十五回を投げて23三振を奪い、延長を含んだ参考記録では歴代2位タイとなる1試合の奪三振数を記録していた。

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