楽天が連敗で再び自力優勝消滅 今江監督「うちの悪いパターン」と先発のポンセに苦言「打たれるし走られるし」
「楽天3-5ロッテ」(27日、楽天モバイルパーク)
楽天は反撃も及ばず2連敗。貯金はなくなり、またも自力優勝の可能性が消滅した。今江敏晃監督は「先発ピッチャーが序盤に大量失点するうちの悪いパターン。そうなるとなかなか厳しい」と振り返った。
右腕が背信投球だった。約1カ月ぶりの先発となったポンセが、初回から先制を許すなど終始ピリッとせず5回5失点。「いろいろ変化に期待したけど、結果的にあまり変化はなかった感じですね」と語った。
中でも5イニング中4度の先頭出塁に、4個の盗塁を決められるなど、かき回された。「走られても抑えてくれるならいいですけど、打たれるしランナーは出すし、走られるしってなると、試合の全体的な雰囲気がどよーんとしてしまう」と苦言を呈した。
打線も中盤以降反撃も、大きなビハインドをはね返せなかった。「ふがいない試合が続いているので、なんとか明日いい形で勝ち試合を見せたい」と力を込めた。