栃木の県立進学校・石橋が創部89年目で初となる夏の甲子園 劇的逆転で国学院栃木を撃破
「高校野球栃木大会・決勝、石橋9-8国学院栃木」(28日、エイジェックスタジアム)
進学率100%という県立進学校・石橋が創部89年目で初となる夏の甲子園出場を決めた。
初回にいきなり5点を先制されるも、二回1死満塁の絶好機で、伊沢が走者一掃の適時三塁打をマーク。続く若月の一ゴロに間に追加点を奪い、すぐさま1点差まで追い上げた。
5-8の六回には3連打で無死満塁の絶好機をつくると、連続押し出し死球で1点差に。その後の1死満塁から、「エースで4番」入江の遊ゴロの間についに同点とし、さらに相手失策が重なり一気に逆転した。
入江が8回1/3を投じ3失点でリードを守り切り、初の頂点を導いた。劇的な逆転劇で昨春のセンバツに21世紀枠で出場して以来2度目の聖地となる。
高校のホームページには「受験は団体戦を合言葉に、生徒、教職員、保護者が一体となって、一人ひとりの力が最大限に発揮できるような指導体制を作ってまいりました。 令和6年度の国公立大学においては、現浪合わせて130名の合格者が出ました。東北大学4名をはじめ、北海道大学1名、大阪大学1名、筑波大学3名、千葉大学7名、横浜国立大学2名など、難関大学に合格者が出ています。さらに宇都宮大学28名、埼玉大学18名、茨城大学9名など、本県及び近県の国公立大学にも多数の合格者が出ました」と実績が掲載されている。