智弁和歌山が2年ぶり27度目の夏の甲子園出場
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「高校野球和歌山大会・決勝、智弁和歌山4-2近大新宮」(29日、紀三井寺公園野球場)
智弁和歌山が2022年夏以来2年ぶり27度目となる夏の甲子園出場を決めた。
前半は両軍無得点と接戦の展開。打者一巡ごとの相手の継投に苦戦し、わずか2安打に抑え込まれていた。
均衡を破ったのは六回。1死から高桑京志郎外野手(3年)が右中間への二塁打で出塁すると、5番・松嶋祥斗内野手(3年)が先制の左前適時打をマーク。大勢が応援に駆けつけた一塁側のスタンドが沸いた。七回2死一、二塁でも高桑の左前適時打で追加点を挙げた。
一時4点あったリードは九回に2点差まで迫られるも、2死一、三塁で中西琉輝矢投手(3年)が登板して逃げ切り勝利。ナインは歓喜の輪の中で雄たけびを上げた。