巨人 接戦落とし連勝5でストップ 七回無死満塁の絶好機で1得点 攻撃型オーダー不発

 7回、好機で三振に倒れる坂本。後方は阿部監督(撮影・田中太一)
 7回、見逃し三振に倒れる坂本(投手・桐敷、捕手・梅野)=撮影・山口登
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 「阪神5-1巨人」(30日、甲子園球場)

 巨人が接戦を落とし、連勝は5でストップした。先発の山崎伊が5回1失点の粘投も3敗目(7勝)。1点を追う六回には、2番手の中川が大山に痛恨3ランを浴びた。

 再三のチャンスを作りながら、ホームだけが遠かった。3・5ゲーム差で迎えた伝統の一戦。一気に独走態勢に入りたい巨人は、真夏の熱戦に攻撃型オーダーで挑んだ。4番・岡本和を左翼に回すのは今季5度目。5番に大城卓、新加入のモンテスを6番に入れたが、才木攻略は難しかった。

 初回、先頭の丸が二塁内野安打で出塁。2死後、岡本和が中前打でつなぎ、得点圏に走者を進めた。だが、ここで大城卓が空振り三振に倒れると、三回は丸の右前打から2死一、二塁を作ったが、岡本和が遊ゴロに抑えられた。1点勝負の投手戦であと1本が出ない。

 それでも4点を追う七回、才木が制球を乱して無死満塁のチャンスをもらったが、若林が見逃し三振。丸の併殺崩れで1点を返すも、吉川に代打・坂本の勝負手も実らず見逃し三振に倒れた。

 2位の広島がDeNAに勝ち、これで2ゲーム差。3位の阪神とは2・5差に縮まり、依然として歴史的な混戦が続く。

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