「広島６－３ＤｅＮＡ」（３０日、マツダスタジアム）

　ＤｅＮＡが投打で精彩を欠き、今季ワーストの６連敗。後半戦スタート時点では首位争いを演じていたチームが、ついに借金１となった。三浦監督は「もうギリギリだと思います。気持ちでやっていかないといけない」と声を絞り出した。

　打線は八回までわずか２安打。九回、先頭の２年目・松尾が左前打で出塁し、牧が３ランを放つなど意地を見せたが、指揮官は「ちょっと元気がなさすぎますよね」と顔を曇らせた。

　投げては先発・浜口が三回に三本間の挟殺プレーで送球ミスし、それを足場に大量失点。三浦監督は「やっぱりああいうミス、ひとつの取れるアウトを確実に取らないと、しっかり取っておけばどうなったかは分からないですけど、その積み重ねだと思います」と振り返り、攻守で波に乗れない現状に「チームとしてのリズムがちょっと悪すぎる」と唇をかんだ。