ソフトバンク ついに点灯M42 山川2発!先制3ラン&ダメ押し2ラン
「楽天1-10ソフトバンク」(30日、楽天モバイルパーク)
勢いに乗るチームを、豪快な2発でさらに加速させた。ヒーローはソフトバンク・山川だ。まずは初回、1死からの四球と安打で一、三塁となった好機。「何とか(意識としては)右中間にフライを打ちたいなと思っていました」。早川の初球のチェンジアップを、左翼席中段への17号3ランとした。
「(感触は)今年一番良かったと思います」と、打った瞬間に確信した自画自賛の一発。七回には二塁打で出塁すると、迎えた7点リードの八回2死一塁だった。フルカウントから吉川のカーブを左翼席に運ぶ18号2ランを放った。
「緩い球だったんですけど、しっかり足で粘れてしっかり打てたと思います」
球宴前日に食事を共にした小久保監督から、初めて受けた打撃のアドバイスをきっかけに、打撃の状態は右肩上がり。「オールスターが明けてからいい感じで打てていると思う」と後半戦4戦4発。リーグトップの18本塁打には「何でもトップにいるのはいいことだと思うので、もっともっといっぱい打てるようにがんばりたいと思います」と笑顔を見せた。
チームは今季5度目の5連勝で、貯金を今季初めて30の大台に乗せた。日本ハムが引き分けたため、4年ぶりのリーグ優勝へのマジックナンバー42が初点灯。「個人的にはカウントダウンがあった方がうれしい。意識しないという考え方もあると思うけど、僕は見えてくるとワクワクするので」と山川。このまま首位を独走していく。