楽天 10失点大敗、5割逆戻り 今江監督「前半戦の悪い時の流れがきている」

 「楽天1-10ソフトバンク」(30日、楽天モバイルパーク)

 楽天は投打に見せ場のない苦しいゲームになった。投手陣は17安打を浴び10失点。打線はわずか2安打1得点で大敗。勝率が5割に戻った。今江監督は「前半戦の悪い時の流れがきている」と厳しい表情で振り返った。

 安定感抜群の左腕も流れを変えられなかった。先発の早川は初回、山川に痛恨の3ランを被弾すると、七回には栗原に2ランで加点を許すなど6回1/3を6失点。後半戦は全ての試合で先発投手が試合を作れていない。指揮官は「いきなり3点は大きい。打線もなかなかリズムが作れない」と現状を嘆いた。

 打線もソフトバンク・モイネロの前に七回2死まで無安打に封じられた。「うちはピッチャーが粘って打線が1点をもぎ取っていくスタイル。なんとか耐え抜いていかないといけない。切り替えて頑張ります」と語った。

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