NPBが補強期限迎える ロッテはサイ・ヤング賞左腕、DeNAは筒香、巨人は新助っ人2選手、西武はトレード2件まとめる
プロ野球は31日に全球団が補強期限を迎えた。DeNAは米大リーグから日本復帰を決断した筒香嘉智やマイク・フォード内野手獲得。低迷から松井稼頭央監督が途中休養となった西武は、6月24日に若林楽人と巨人・松原聖弥の交換トレードを成立させ、7月5日にも育成の斎藤大将とソフトバンク・野村大樹という、同一リーグ間によるシーズン中では異例の交換トレードを成立させた。
一方、2年連続リーグ優勝を目指す阪神は、高橋遥人、佐藤蓮、川原陸の育成3投手を支配下登録したが、新外国人選手やトレードによる補強は行わなかった。
開幕直前にルーグネッド・オドーア外野手が電撃退団した巨人は、5月にエリエ・ヘルナンデス外野手を獲得。7月には台湾の高校を卒業したばかりの黄錦豪投手と育成契約。7月にはココ・モンテス内野手を獲得するなど積極的な補強を続け、両選手とも首位を走るチームに貢献している。
ロッテは補強期限寸前の30日に、2015年にサイ・ヤング賞に輝いたダラス・カイケル投手の獲得を発表した。メジャー通算103勝左腕が、首位・ソフトバンクを追いかけるカンフル剤になるか注目だ。