巨人 6戦連続QS中のグリフィンが初回4失点 押し出し含む4四球と制球定まらず

 1回、先制の押し出し四球を与えたグリフィン(中央)のもとに集まる巨人ナイン
 阪神戦に先発したグリフィン
 1回、野口に押し出し四球を与えて先制点を許すグリフィン。左は生還する近本(撮影・立川洋一郎)
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 「阪神-巨人」(31日、甲子園球場)

 巨人の先発・グリフィンが初回、4点の先制を許した。

 先頭の近本に対し、フルカウントから左前打で出塁を許すと、中野の犠打後、森下にも左前打を浴びる。一、三塁となり、2死から前夜本塁打の大山を四球で歩かせると、続く野口にもフルカウントまで粘られ、際どいコースをボール判定で押し出しを許した。

 さらに木浪に2点適時打を浴びると、坂本にも制球が定まらず四球で再び満塁。投手の及川にも左前適時打を許した。左翼・オコエの好返球で、二塁走者を本塁で刺したが、この回4点を失う展開になった。

 グリフィンは6月22日のヤクルト戦(神宮)から、登板6試合連続でQS(6回以上、3失点以下)を記録中。絶対的な安定感を誇る助っ人が、初回にまさかの失点を重ねた。

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