日本ハム・新庄監督 試合前に審判団と話し込む 前夜に疑惑の本塁打判定「僕は完璧ファウルと思ったんで」新たな映像提供の用意進める

 メンバー表を交換し、審判団と話す新庄監督(右から2人目)=撮影・中島達哉
 メンバー表を交換し、球審と言葉を交わす新庄監督(撮影・中島達哉)
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 「日本ハム9-2オリックス」(31日、エスコンフィールド)

 日本ハムの新庄監督が試合前、真剣な表情で審判団と話し込むシーンがあった。

 30日・オリックス戦の二回、オリックス・森が右翼ポール際に大飛球を放ち、一塁塁審は本塁打とジャッジ。新庄監督はファウルではないかとリクエストを要求し、場内ビジョンに映し出された映像ではファウルに見えたが、判定は覆らず、試合は引き分けに終わっていた。

 新庄監督は試合後、「昨日の審判の判断はあの映像しかないので。これからはこっちがいろんなパターンを用意するんですけど。昨日はあの(ビジョンに映った)映像で判断してほしかった。僕は完璧ファウルと思ったんで」と話した。

 続けて「怒ってないですよ。『ああいう違うパターンの映像を用意しますんでお願いします』って。僕のところにすごかったんですよ、DM(ダイレクトメール)が。球場が分かるような映像を作らないと、このシステムは意味は無いとはまでは言わないけど…。(被本塁打となった)金村君が可哀想だし」と今後に向け、新たな映像を審判団に提供し、リクエストの判断材料としてもらうことを願った。

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