日本ハム“新庄スペシャル”で自力V復活 2年ぶり2ランスクイズ「僕のサインに選手が応えられるくらいになっている証拠」
「日本ハム9-2オリックス」(31日、エスコンフィールド)
日本ハムは新庄スペシャルが炸裂した。5点リードの六回、1死二、三塁。浅間がカウント3-1からスクイズを敢行。三走・伏見が生還。三塁・宗が一塁に送球する間に二走・奈良間もノンストップで三塁を回り、悠々とホームに滑り込んだ。
22年6月11日の中日戦(札幌ド)以来、2年ぶりの2ランスクイズ。浅間は「任務遂行いたしました」。新庄監督はベンチで拍手。「僕のサインに選手が応えられるくらいになっているっていう証拠」と喜んだ。
前夜は7人の投手陣をつぎ込んだだけに「1点でも2点でも多くとっておかないとね」と中継ぎ陣の連投回避に成功。7月を12勝7敗2分けで締めくくり、新庄政権月別最高勝率を記録。自力Vの可能性が復活し、ソフトバンクのマジックも消えた。「まあ、つかないようにやっていきますよ」と笑顔を見せた。