連敗中の巨人 苦手ビーズリーにまたも苦戦 序盤からリード許す展開 広島に1差、阪神に1・5差の大混戦

 1回、ピンチを迎え厳しい表情を見せる戸郷(撮影・山口登)
 力投するビーズリー(撮影・北村雅宏)
 力投する戸郷(撮影・北村雅宏)
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 「阪神-巨人」(1日、甲子園球場)

 阪神に連敗中の巨人が、序盤から苦しい展開を強いられた。

 初回、エース・戸郷が2点の先制を許した。先頭の近本に一、二塁間を破られると、中野の送りバントで得点圏に進まれる。森下の右邪飛後、佐藤輝、大山の連続四球で満塁。続く前川にフォークを拾われ、右前打で2点を失った。

 一方、打線は苦手ビーズリー対策で左打者を並べた。大城卓が5番・一塁でスタメンに復帰し、6番・遊撃に泉口、8番・三塁で門脇が出場。それでも三回まで打者9人で完全に封じられている。右腕にはこの日の試合前の段階で、昨季から5度の対戦で18回2/3を無得点。難敵相手に序盤から追う展開となった。

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