日本ハム・郡司 人生初サヨナラ弾「すっごい気持ちいい」 新庄監督も「アンビリーバボー」
「日本ハム7-6オリックス」(1日、エスコンフィールド)
両チーム合わせて7本目の本塁打は、劇的なサヨナラ弾となって左中間スタンドに突き刺さった。同点の九回、郡司が決着を付ける一発。「初めてサヨナラホームランなんて打ったので、すっごい気持ちいいですね」とアマ時代も含めた人生初体験に酔いしれた。
9球目の甘い直球を狙い打った。お立ち台では「球数が重なってくうちにホームランが見えた」と豪語。その後、報道陣には「盛り上げ重視の発言」と訂正した。だが後に新庄監督が「ああいう場面は狙っていい」と話したことを伝え聞くと「じゃあ狙っていたことにしましょう」と笑った。
新庄監督は開口一番「オーマイガッシュ、アンビリーバボー」と声を挙げた。前夜から郡司の打順を3番から2番に替えたが「バントも、エンドランもできるし、長打もある」と信頼を置く。「あとはオフに、足を50メートル5秒7くらいに速くしてもらえれば、完璧な2番」と冗談も飛び出した。
3連勝と波に乗って、次は敵地で首位ソフトバンク戦。郡司は「選手全員まだ優勝を諦めていない。3タテするくらいの勢いでやりたい」と力強かった。