ソフトバンク・近藤 自身初2打席連発 勝負の夏に安打製造機復調
「ソフトバンク6-4日本ハム」(2日、みずほペイペイドーム)
ソフトバンク・近藤がプロ13年目で自身初となる2打席連続の本塁打。約1カ月間、ノーアーチから一気に復調の兆しを見せて15号に到達し「久々すぎて新たな感覚だった」と笑みをこぼした。
一回は山川の適時打で先制した直後に2ランを放ち、三回は「1打席目と同じく自分のスイングができた」というソロ。ともに加藤貴のやや高めに入った球を右中間へ放り込んだ。
打率4割超などで月間MVPを獲得した6月から一転、7月は打率は2割、本塁打なし、4打点と好打者らしからぬ数字が並び「どうやって打っていたんだろう」と苦悩の日々を送った。
「7月はすごく迷惑をかけた。8月は何とか取り返したい」。ロッテが勝ったため、鷹軍団のマジック再点灯はお預けとなったが、4番山川の後ろを打つチームの中心選手が完全復調すれば何よりも心強い。