女子高校野球・神戸弘陵が史上初の2年連続春夏連覇 佐々木麟太郎の妹・秋羽擁する花巻東は初優勝ならず涙

 優勝し、歓喜する神戸弘陵ナイン(撮影・北村雅宏)
 優勝して喜びを分かち合う神戸弘陵ナイン(撮影・北村雅宏)
 決勝で敗れ、号泣する花巻東・佐々木秋羽(撮影・北村雅宏)
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 「全国高校女子野球選手権・決勝、神戸弘陵3-0花巻東」(3日、甲子園球場)

 神戸弘陵が3年連続の優勝を果たし、史上初となる2年連続の春夏連覇を成し遂げた。

 六回に相手失策で先制し、なおも1死二塁で矢島莉々果外野手が左前適時打をマーク。七回1死一、三塁の好機では津田美波内野手が三塁への適時内野安打を放ち3点目を奪った。

 先発の阿部さくら投手は6回2/3を無失点と好投。最終回の七回2死からは、伊藤まこと投手が登板し、左飛に打ち取って胴上げ投手となった。

 男女でアベック甲子園となった花巻東は初優勝とはならず。男子野球部・佐々木洋監督(49)の娘であり、同校から米・スタンフォード第に進学した麟太郎内野手(19)を兄に持つ主将の秋羽(しゅう)外野手(3年)は涙を流した。

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