巨人が大勝で連敗4でストップ 岸田、岡本和、ヘルナンデスの3本塁打で大勝

 2回、岸田は左越えに4号逆転3ランを放ち、長野(左)から手荒い祝福を受ける(撮影・佐藤厚)
 2回、岸田は左越えに4号逆転3ランを放ち、坂本(左)に迎えられる(撮影・佐藤厚)
 5回、岡本和は左越えに17号ソロを放つ(撮影・佐藤厚)
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 「巨人8-4ヤクルト」(3日、東京ドーム)

 巨人が3本塁打の一発攻勢でヤクルトに大勝。連敗を4で止めた。岸田が2点を追う二回に、逆転の4号3ラン。五回にはヘルナンデス、岡本和のアベック弾で、効果的にリードを広げた。

 連敗中の一戦は初回、苦しい立ち上がりだった。先発の井上が村上に先制2ランを浴びた。それでも二回、大城卓、坂本の連打で無死二、三塁を作ると、岸田だった。短く持ったバットからのフルスイング。左翼ポール際に飛ぶ白球を見つめ、岸田が「いけ、いけ!!」と叫んだ。チームに流れを引き寄せた逆転3ラン。「みんなでつないだチャンスで、逆転できて良かったです」と喜んだ。

 4号3ランで息を吹き返すと、三回には岡本和、大城の連打で追加点。さらに五回だった。無死一塁からヘルナンデスが、7月6日のヤクルト戦以来、約1カ月ぶりの7号2ラン。続く岡本和は、弾丸ライナーで左翼ポール際に突き刺し、3、4番のアベックアーチで大量リードを奪った。

 先発の井上は4回2/3を5安打3失点。あと1アウトで勝利投手の権利を手にする場面だったが、ピンチで船迫に交代が告げられた。船迫が2死一、二塁のピンチを脱すると、打席でも五回、1死満塁から中犠飛で貢献。六回も無失点に抑えるなど、投打の活躍で4勝目を手にした。

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