巨人 連敗ストップで2位浮上 阿部監督「中軸が打てば勝ちに近づく」ヘルナンデス&岡本和の連弾で快勝

 5回、7号2ランを放ち、笑顔を見せるヘルナンデス
 5回、左越えに17号ソロを放つ岡本和(撮影・佐藤厚)
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 「巨人8-4ヤクルト」(3日、東京ドーム)

 強い巨人が帰ってきた。1点差に迫られた直後の五回、エリエ・ヘルナンデス、岡本和の連弾が流れを呼んだ。連敗を4で止め、2位に再浮上。阿部監督も「中軸が打てば勝ちに近づく」とうなずいた。歴史的混戦が続く後半戦を抜け出すべく、「オカエリ弾」が再ダッシュのGO砲になる。

 連敗の見えない空気を吹き飛ばした。試合前の時点で、先制すれば勝率・755を誇る一方、追う展開になれば同・286だった。初回、村上の2ランで2点を追う展開。重い雰囲気の中で二回に岸田が逆転4号3ラン。三回にも追加点を奪ったが五回、再び1点差に迫られた直後、ヘルナンデスが7月6日のヤクルト戦以来の7号2ランを放つ。

 「ホームランを打てたこと、チームが勝てたことが良かったよ」

 助っ人がモンテスのバットを借りて一発を放つと、気を吐いたのは岡本和だ。本塁打を見届けた直後、左翼席へ弾丸の17号。2人のアベック弾は4本目で、3勝1分けと不敗だ。「いい形で打っていたので、僕も流れに乗りたいなと思っていました」。不動の3、4番「オカエリ」の復調で、まずはカード勝ち越しを狙う。

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