DeNA連敗9で止めた 三浦監督「すごく長く感じた」7月19日以来の白星に笑顔

 「DeNA10-4阪神」(3日、横浜スタジアム)

 こぶしを突き上げ、佐野は横浜の夜空に向かってほえた。同点の七回2死一、二塁。大竹の高めの直球を中前にしぶとくはじき返すと、これが決勝打となった。長かった連敗はついに「9」でストップ。7月19日のヤクルト戦(神宮)以来、15日ぶりとなった勝利のハイタッチをかみしめた。

 「みんな苦しい思いをしていたので、勝てて本当に良かった」。心からの笑顔を見せると、三浦監督も約半月ぶりの白星に安どした。

 「長かった。2週間か。すごく長く感じた」

 初回は2被弾で3点を先制された。しかし、そんな重苦しい雰囲気を吹き飛ばしたのは4番・オースティンだった。初回1死一、二塁からすぐさま同点16号3ラン。1点を追う六回無死は、完璧な当たりで左中間の立ち見席まで届く同点17号ソロを放った。頼れる助っ人の気迫の2アーチで流れをたぐり寄せた。

 試合前には選手、メンタルコーチ、スタッフらと「優勝するために」というテーマでグループミーティングを行った。チームの目標を改めて確認。気持ちをひとつにして士気を高めた。首位まで6・5差あるが、決してあきらめない。三浦監督は「きょうの勝利をつなげていきたい」と力を込めた。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス