オリックス連敗10でストップ 紅林“汚名返上”打!2試合ぶり先発復帰で躍動「僕自身いろいろあったので」

 お立ち台でガッツポーズする(左から)来田、田嶋、紅林
 5回、2点タイムリーを放つ紅林(撮影・金居みつよし)
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 「オリックス5-1ロッテ」(3日、京セラドーム大阪)

 ついに抜け出した。オリックスが連敗を10で止めた。球団ワーストの12連敗が目前に迫っていたが、本拠地・京セラドームで勝利。ファンも心から喜べる日が来た。

 その中で2試合ぶりに先発復帰した紅林が、中嶋監督からのゲキを力に変え、覚悟をプレーで表現した。「とても悔しい思いをしていた。僕自身いろいろあったので…」。価値ある一打は1-1の五回に生まれた。来田の2点適時二塁打で勝ち越し、なおも2死二、三塁。西野から左前へ2点適時打を放った。

 悔しいミスがあったのは1日・日本ハム戦。一走がディレードスチールした際、遊撃位置からベースカバーに入れず、怠慢守備で懲罰交代。指揮官から「しっかり切り替えてこいよ」と2軍降格も示唆する厳しい言葉を伝えられた。

 2日・ロッテ戦はベンチから外れた。舞洲の球団施設で汗を流した後、京セラドームで中嶋監督と再び会談。紅林も気合が入った。「隙を見せたらやっぱり勝てない。隙はこれからもずっと見せない。ちゃんと行動で示したい」。同じ過ちはしないと心に誓い、グラウンドに立った。

 3安打2打点を記録した紅林について問われた中嶋監督は「普通じゃないですか?当たり前のようにやって。急に変わったわけではないですし」と話し、今後の姿にも期待を寄せた。ナイン一丸で勝ち取った勝利。ここから反転攻勢だ。

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