ヤクルト・村上 6年連続シーズン20発 球団では池山隆寛、ラミレス、山田哲人に続き4人目
「巨人8-4ヤクルト」(3日、東京ドーム)
東京ドームに乾いた打撃音が響いた。ヤクルトの主砲・村上が先制の20号2ラン。球団では池山隆寛、ラミレス、山田哲人に続き4人目、日本選手では3人目となる6年連続シーズン20本塁打を達成した。
初回2死一塁。井上の速球を捉えてバックスリーン左へ運んだ。本塁打数で両リーグトップに立つ主砲は「いい感じで芯で捉えた。角度もついたのでいったかなと思った。もっともっと打てるように頑張りたい」と冷静に話した。
7月19日・DeNA戦(神宮)から2試合連続本塁打後に迎えた球宴でも2戦連発。後半戦初戦の同26日・広島戦(神宮)では今季初となる1試合2発をマークした。その後の6試合はわずか1安打で9三振と快音が途切れたものの、7試合ぶりに一発が飛び出した。ただ、チームは敗戦。「(4日は)勝てるように」と表情を崩さなかった。