巨人・戸郷が伝えた「プロ野球選手になる近道」 被災地支援で石川県珠洲市の子どもたちと交流

 石川県珠洲市の野球チームの少年と記念撮影する戸郷(後列左)と大勢(同右)=撮影・佐藤厚
 石川県珠洲市の野球チームの少年たちにアドバイスを送る戸郷(中央)と大勢(右)=撮影・佐藤厚
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 「巨人-ヤクルト」(4日、東京ドーム)

 巨人の戸郷翔征投手(24)、大勢投手(25)が試合前、石川県珠洲市の少年野球チーム「珠洲学童野球クラブ」の子どもたち11人と交流した。同市は1月に発生した能登半島地震で大きな被害を受けていた。

 試合前に開催されたイベントでは、2人の登場に子供たちも大興奮。記念撮影や、2人のサインが入った色紙を手渡しされるなど、夢のような時間を過ごした。

 質問コーナーでは、昨年のWBCの決勝・アメリカ戦の登板について聞かれ、大勢は「勝っていたらダルビッシュさんと、大谷さんが投げるっていうのが決まっていたんです」と舞台裏を説明。「その前に投げる中継ぎ陣が打たれてしまうと、みんながみたい夢の継投が見られなくなってしまう。僕らも相当、プレッシャーの中で投げていました」と笑顔で告白した。

 その上で「日本の皆さんに夢の継投を見せられるように、歓喜の瞬間を見せられるように、という気持ちで投げていました」と振り返ると、少年らからも驚きの声が上がった。

 最後は子供たちに向けてエール。大勢が「子どものころから、絶対プロ野球選手になれると思い込んでやってきた。オレならなれるという勘違いが、ずっと自分の原動力でした」とエール。戸郷も「一番は楽しんで野球をやってほしいです。その上でお母さん、お父さんに感謝をしながら野球をしていくことが、プロ野球選手になる近道です」と伝えると、少年たちも大きく頷いていた。

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