「全国高校野球選手権・組み合わせ抽選会」（４日、大阪市内）

　春夏連覇へ向け、泰然自若だ。今春センバツＶの健大高崎は開幕２試合目に英明（香川）との初戦を迎えることが決定。今秋ドラフト候補の主将・箱山遥人捕手（３年）は冷静に抽選結果を受け止めた。

　大阪桐蔭、興南や智弁学園など甲子園でも実績ある強豪校と同ブロックとなったが、「大阪桐蔭さんとかは昔からテレビでも見ているチームで、やってみたいなと思っていたのでワクワク」と好意的。群馬大会でも桐生第一や前橋商などとの死闘を制してきただけに「厳しい試合を戦い抜いた方が次の試合につながるエネルギーは大きくなると思う。強い学校とやった方が良い」と力強く語った。

　今夏は一部日程が朝と夕の２部制となり、同校の初戦は午後４時に開始予定だ。「プレーボールから逆算して、いつも通りにミーティングして、気持ちを入れてやっていければ」。どんな相手、状況だろうと、積み重ねてきたことを信じて戦う。