オリックス・吉田輝星“甲子園観戦ノルマ”設定 弟・大輝エース、金足農9日初戦「抑えたら行きたい」
オリックス・吉田輝星投手(23)が5日、自身に“甲子園観戦ノルマ”を出した。「次のカードの僕の成績次第。死ぬ気で抑えて、抑えたら行きたいと思います」と強い覚悟を口にした。
弟・大輝投手が2年生エースの母校・金足農(秋田)は、9日の甲子園大会3日目の第2試合で、昨年まで自身が所属した日本ハムの新庄監督の母校・西日本短大付(福岡)と激突する。当日、オリックスは移動日のため観戦できる可能性が高いが、自身の登板2試合連続で2失点していることもあり、あえて自分にプレッシャーをかけた。
金足農の野球部員全員に、ミズノ社を通してオリジナルTシャツを贈った。「甲子園で野球を見るのがちょっとした夢」と地方大会中から、大輝の晴れ姿を心待ちにしてきた。6日からの西武3連戦で、意地の無失点投球を演じ抜く。