ヤクルト・村上 21号V2ラン 正念場9連戦連勝発進 “原点回帰”の登場曲で値千金の一発
「ヤクルト4(降雨コールド)0阪神」(7日、神宮球場)
真っ黒な雲が神宮上空を覆った中、ヤクルト・村上宗隆内野手(24)の放った白球がライナーで勢いよく伸びた。「とにかく強い打球を」と振り切った決勝2ラン。正念場の9連戦を連勝発進させたのは、今季苦しみ続けた主砲のバットだった。
手に残った確かな感触がある。初回、2死走者なしからサンタナが四球で出塁。続く4番・村上が外角のカットボールを強振した。「流れを持ってきたかった」と右中間席まで運び、21号2ランで先制に成功。雷雨の影響でコールド試合となった中、先手を取った打撃が勝利に直結した。
1カ月ほど前、村上は第1打席の登場曲をかつてのものに戻した。「しっくりこなくて。普通に戻そ~って」と笑うが、Fabolousの「My Time」は初めてタイトルを獲得した20年や三冠王を獲得した22年に使用していた思い入れのある一曲。「(登場曲は)全部好き」と大好きな曲調にも背中を押された一発となった。
大きな一撃で阪神相手に連勝。「明日も勝てるように頑張ります」。村上が反撃開始のGO砲を奏でていく。
