きょうは「野球の日」 8月9日に誕生した伝説のノーヒットノーラン左腕 神の子もNPB新記録の開幕16連勝

 きょう8月9日は「野球の日」。プロ野球のパ・リーグでは、ソフトバンクが2位・ロッテに11ゲーム差をつける独走状態で優勝マジックを34まで減らし、セ・リーグでは広島が6年ぶりのリーグ制覇に向けて首位を走っている。

 そんな野球とは切っても切れない8月9日に、過去のプロ野球界では何が起こっていたのだろうか。

 最もインパクトを残したのは1987年ではないだろうか。ナゴヤ球場で行われた中日-巨人戦。プロ初登板初先発となったドラフト1位左腕の近藤真一が、史上初のプロ初登板初先発でのノーヒットノーランを達成。最後の打者、巨人・篠塚を曲がりの大きいカーブで見逃し三振に仕留めると、両手を上に突き上げてガッツポーズを繰り出した。背番号と同じ13奪三振で、試合前練習中に池田投手コーチから「投げてみるか?」と先発を打診されたというのも有名な逸話だ。

 2013年には楽天・田中将大がソフトバンク相手に7回4安打無失点の好投を繰り広げ、NPB新記録となる開幕16連勝を飾った。マー君はその後、無傷の連勝記録を「24」まで伸ばし、球団初の日本一を導いた後、ポスティングシステムを利用して米大リーグ・ヤンキースに移籍した。

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