元プロ野球選手の金村義明氏が８日、ＴＯＫＹＯ　ＭＸ「バラいろダンディ」で、日本高野連が将来的な７回制の導入を視野に議論を進めていくとしていることに「７回制なんか論外ですよ」と一蹴した。

　この日は、開幕した全国高校野球についてトーク。甲子園は球児の「聖地」とした選手宣誓に金村は感激しきり。その流れで、夏の暑さ対策の一環として、高野連が７回制を議論していくという話題にも触れた。

　これに金村氏は「７回制なんか論外ですよ」とバッサリ。「短縮したら、次は５回制にしようとか言い出しますよ」とも言い「９回があって、逆転のドラマ、筋書きのないドラマが出てくるわけで」と持論を述べた。

　ただ暑さ対策に高野連が乗り出していることには「高野連も進化している。給水タイムや、朝晩（試合で）炎天下はやめたり。進化はしてますよ」と評価も。「暑いからとかって、昔から暑いんですから。ただ僕らがやっている頃より５、６度は暑くなっている。だから給水タイム。僕らの頃は水を飲んじゃダメっていう時代。変わってきている」とも話していた。

　高野連は７回制について「すぐに決めるものではない」とし、来年からの導入には否定的。