木更津総合の一走が二走を追い越しそうに!? 勝ち越し適時打で2走者がぴったりくっつき生還

 6回、中越え2点適時二塁打を放つ木更津総合・井上陸(撮影・持木克友)
 6回、中越え2点適時二塁打を放つ木更津総合・井上陸(撮影・持木克友))
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 「全国高校野球選手権・1回戦、神村学園-木更津総合」(10日、甲子園球場)

 木更津総合が六回にリードを奪った際、一塁走者が二塁走者を追い抜きそうになる場面があった。

 1-1の六回に安打と死球などで1死一、二塁の好機をつくると、4番の井上陸内野手(3年)が右中間を深々と破る適時二塁打で勝ち越しに成功。この際、勝ち越しのホームを踏んだ二走・庄村佑心内野手(2年)の後ろに、一走の羽根徹平捕手(3年)が本塁手前でぴったりとくっつくような形で生還。あわや、追い抜くところだった。

 50メートル走のタイムは羽根が6秒2、庄村も6秒3と俊足だ。

 日本高野連の規則では「後位の走者が、前位の走者を追い越した場合は、後位の走者をアウトとする」と定められている。

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