岡山学芸館が投手戦を制し、5年ぶりの初戦突破 沖田、丹羽が完封リレー 五回の1点守り抜く

 最後の打者を二ゴロに打ち取った岡山学芸館・丹羽(撮影・石湯恒介)
 5回、先制犠飛で生還する岡山学芸館・佐藤滉起(撮影・石井剣太郎)
 アルプスへ駆け出す岡山学芸館ナイン(撮影・石湯恒介)
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 「全国高校野球選手権・1回戦、岡山学芸館1-0聖カタリナ学園」(10日、甲子園球場)

 投手戦を制した岡山学芸館が2019年夏以来の甲子園勝利を挙げた。0-0の五回1死満塁で高安凰真内野手(2年)の中犠飛で1点を先制した。

 先発の沖田幸大投手(3年)は130キロ台のストレートとキレのあるスライダーを丁寧に制球し、三回には3者連続三振。四回2死まで無安打に抑えるなど、聖カタリナ学園(愛媛)打線に的を絞らせなかった。八回の1死一、三塁のピンチも無失点でしのいだ。

 九回には二枚看板の丹羽知則投手(3年)が登板。先頭打者に安打を許すも自らの牽制球でピンチの芽をつみとった。

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