26年ぶり出場の掛川西、60年ぶり夏の甲子園白星 日本航空との“富士山ダービー”制す 七回2死からどとうの5連打で勝ち越す

 アルプスへ挨拶する掛川西ナイン(撮影・石湯恒介)
 7回、2点適時打を放つ掛川西・石川(撮影・石湯恒介)
 アルプスへ挨拶に向かう掛川西ナイン(撮影・石湯恒介)
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 「全国高校野球選手権・1回戦、掛川西8-4日本航空」(10日、甲子園球場)

 26年ぶり出場の掛川西(静岡)が、日本航空(山梨)との“富士山ダービー”を制して、60年ぶりの夏1勝を挙げた。

 富士山を挟んでの隣県対決となった一戦。掛川西は4-4で迎えた七回。2死無走者から佐藤駿斗内野手が二塁打で出塁。続く4番の堀口泰徳捕手が中前へ適時打を放ち、勝ち越し。この後、満塁と攻め、石川大峨内野手が2点適時打が放ち、桑原拓海外野手も適時二塁打で続いての一挙4点。1四球を挟み、2死からどとうの5連打で勝利をたぐり寄せた。

 序盤から点の取り合いとなったが、打ち勝った掛川西が1975年のセンバツ以来となる甲子園での歓喜の白星を手にした。

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