高卒2年目のDeNA・松尾がプロ初打点&猛打賞 初のお立ち台で「夢見てた舞台でうれしい」と満面の笑み 4カ月ぶりのスタメンマスクで躍動

 ヤクルトに勝利しタオルを掲げる(左から)松尾、梶原、佐野
 4回、松尾は左線に適時二塁打を放つ(撮影・佐藤厚)
 4回、松尾は左線に適時二塁打を放つ(撮影・佐藤厚)
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 「DeNA14-4ヤクルト」(10日、横浜スタジアム)

 大阪桐蔭からドラフト1位で入団した高卒2年目のDeNA・松尾汐捕手がプロ初となる打点&3安打を放った。

 プロ入り初めてのお立ち台にも上がり、「夢見てた舞台だったので、ここに立ててうれしく思います」と笑顔をはじけさせた。

 4月10日以来、約4カ月ぶりのスタメンマスクをかぶった松尾。初回の第1打席は1死一、二塁で併殺打。続く二回の2死二、三塁でも二ゴロに倒れた。四回に2死一、二塁とまたも好機で巡ってきた第3打席で“三度目の正直”となる三塁線突破の適時二塁打。プロ初の打点をマークした。

 「1打席目、2打席目と先輩方がつないでくれたんですけど、なかなか良い結果が出せなかった…。何とか食らいついていこうと思って打てました」と振り返った。

 六回には左前打、八回にはあと少しでプロ初アーチと思わせた中堅フェンス直撃の二塁打で、初めての猛打賞をマークした。

 4月10日の中日戦以来、約4カ月ぶりのスタメンマスクで「試合前から緊張してて、なかなかじっとできなくて、その辺を歩き回ってました」と明かしたが、「粘って粘ってしっかりくらいついた結果」と打棒爆発に笑顔が絶えなかった。

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