大社、63年ぶりの夏の甲子園勝利 ドラフト上位候補の報徳学園・今朝丸を攻略 左腕・馬庭が1失点完投
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「全国高校野球選手権・1回戦、大社3-1報徳学園」(11日、甲子園球場)
1992年夏以来、32年ぶり出場の大社(島根)が今秋ドラフト上位候補の報徳学園(兵庫)・今朝丸を攻略して、1961年以来、63年ぶりの夏の甲子園勝利を挙げた。
初回1死から藤江が三塁内野安打で出塁。2死一、三塁を好機を広げると、5番の下条が左前適時打。さらに中継が乱れる間に、一塁走者も三塁を回って生還し2点を先制した。
七回は1死から4連打で1点を追加。3-0として今朝丸をKOした。
エースの左腕・馬庭は報徳学園打線を六回まで散発2安打に封じると、七回1死二、三塁のピンチも未然に防いだ。九回に1点は許したものの、リードを守り切った。
大社は1983年のセンバツで勝利を挙げているが、夏の勝利は61年以来となった。