日本ハム セギノール氏がファーストピッチ「消える魔球を投げたいと思う」49歳も現役当時と変わらぬスタイル維持
「日本ハム-西武」(12日、エスコンフィールド)
日本ハムなどで活躍したフェルナンド・セギノール氏(49)が試合前に行われたファーストピッチセレモニーに登板した。黒のスーツに白いワイシャツ、銀色のネクタイ姿。現役当時と変わらない引き締まったスタイルで登場した。
セギノール氏はエスコンフィールドに「素晴らしい球場」と感動。「北海道に来て、お寿司だったり焼肉だったりを食べたい。まずはバナナが一番好きなので食べたいと思います」と久々の北海道に戻ってきた思いを明かす。ファーストピッチ前には「消える魔球を投げたいと思うので見えないと思いますけど、キャッチャーはボールを取っていると思う」とジョークを口にしてマウンドに上がった。
日本ハムでチームメートだった森本外野手守備走塁コーチが打席に入る中、右手にロジンを付けての一投。ボールは消えることなく、ショートバウンドしてミットに収まった。投球後は森本コーチと握手を交わした。
「マウンドに立った瞬間遠いなって感じたんですけど稀哲さんが打席に立ってそんな遠くないと思った。楽しかったです」と感想を述べ、「僕自身もファイターズでプレーして北海道は第二の故郷。これからもファイターズの応援お願いします」とファンに挨拶した。