関東第一、5年ぶりの甲子園勝利で3回戦進出 坂井が最速148キロで好救援

 8回、北陸・梅田悠希を空振り三振に打ち取る関東第一・坂井遼(撮影・石井剣太郎)
 4回、適時打を放つ関東第一・熊谷俊乃介(撮影・石井剣太郎)
 力投する関東第一・坂井遼(撮影・石井剣太郎)
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 「全国高校野球選手権・2回戦、関東第一7-1北陸」(12日、甲子園球場)

 関東第一(東東京)が快勝で8強入りした2019年以来、5年ぶりの初戦突破を果たした。

 1点を追いかける三回。先頭の安打に続いて先発投手の畠中が三失で出塁すると、畠中に代えて代走・藤田を起用。序盤で早くも勝負をかけると、バントで送り1死二、三塁から、暴投で同点。さらに浅いレフトへのフライながらも、代走の藤田が好走塁を見せて逆転の本塁を踏んだ。

 その後も四、五、六回に小刻みに加点し、リードを広げた。

 投げては四回からマウンドに上がった背番号「1」の坂井が6回を投げ3安打5三振無失点と好投。MAX148キロのストレートで相手打線をねじ伏せた。

 8年ぶりの出場となった今春のセンバツでは、開幕試合で八戸学院光星に延長タイブレークでミスから敗れた悔しさを夏に見事、晴らした。

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