北陸・林監督、五回に3人をつぎ込む“マシンガン継投”も裏目「継投ミス。自分のミスです」

 「全国高校野球選手権・2回戦、関東第一7-1北陸」(12日、甲子園球場)

 2年連続出場の北陸(福井)は逆転負けで、1992年以来、32年ぶりの甲子園での勝利を逃した。

 林監督は開口一番、「継投ミスです」と肩を落とした。

 初回に3安打を集中して鮮やかに先制。しかし、福井大会の5試合全てで先発してきた井黒が三回に逆転を許すと、四回には3点目を失った。五回からセンターを守っていた左腕の鳴海を“左打者対策”でマウンドに送ったが、2本の安打で1死一、二塁のピンチを招くと、右下手投げの竹田煌にスイッチ。ところが、四球で1死満塁と傷口を広げてしまい、たまらず背番号「1」で兄の竹田海を投入した。

 この“マシンガン継投”も実らずに暴投で4点目を失った。

 林監督は「リードしている状態で竹田(海)につなげたいという気持ちが強すぎて、自分のミスです」と唇をかんだ。

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