156キロ直球が球審直撃のハプニング 巨人バッテリーのサインミス 阪神・中野も心配顔

 9回、打者・中野の時、ケラーの投球を捕手・岸田が捕れず石山球審に当たる(撮影・金田祐二)
 9回、打者・中野の時、ケラーの投球を捕手・岸田が捕れず石山球審に当たる(撮影・金田祐二)
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 「巨人1-0阪神」(12日、東京ドーム)

 巨人・ケラーの156キロ直球が石山球審の腹部を直撃するハプニングが発生した。

 九回無死。カウント1ストライクからの2球目。156キロ直球を投げ込んだが、どうやら巨人バッテリーのサイン違いだったもようで、岸田のミットをはじいた投球が石山球審の腹部を直撃し、痛みに顔をゆがめるシーンがあり、打席の阪神・中野も心配そうに見つめていた。

 幸いだったのは、岸田のミットをかすめた投球が少し上にずれたことだ。岸田がスルーしていた場合、投球位置からすると、石山球審の下腹部を直撃していた可能性があった。

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