オリックス 2発で自力CS消滅回避 先制2ラン西川「監督からの助言を実行」

 「ロッテ0-4オリックス」(12日、ZOZOマリンスタジアム)

 オリックスがカード3連敗を阻止。負ければ自力CS進出が消滅する一戦で踏みとどまった。

 均衡を破ったのは西川龍馬外野手だった。四回、四球の紅林を一塁において右中間へ先制の6号2ラン。「初球を一発で捉えたのは良かった。久々にいい感覚で打てた」。15打席ぶりの安打となり、安堵の表情を見せた。九回は大里が2号2ランを放って貴重な追加点。「監督からの助言を実行しようと思ってやった結果。開きが早くなっていると言われ、右手の使い方を教えてもらった」と、中嶋監督に感謝した。

 先発・田嶋大樹投手も奮い立った。威力のある直球と落ちる球を軸に6回無失点、8奪三振の力投で6勝目を挙げた。2-0の六回2死二、三塁で迎えた代打の荻野も高めの直球で空振り三振とし、窮地を脱した。躍動感のあるワインドアップも板につき「気持ちで負けないようにしっかり腕を振り、いい方向にいっている」とうなずいた。

 7月から防御率1点台の左腕を中嶋監督も「本当によく投げてくれた」と称賛。七回からは古田島、ペルドモ、マチャドとつないで無失点リレーを完成させた。3位・ロッテとは10ゲーム差あるが、パ3連覇王者はまだまだCS進出をあきらめてはいない。

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