聖和学園・三浦が故意落球判定受けるも、頭脳プレーに場内沸く 審判員が「ショートが故意落球と認め打者走者をアウト」と説明【野球規則】

 5回、石橋・阿部の飛球を落球する聖和学園の遊撃手・三浦(撮影・北村雅宏)
野球規則5・09(a)打者アウト(12)
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 「全国高校野球選手権・2回戦、石橋-聖和学園」(13日、甲子園球場)

 聖和学園の三浦広大内野手(3年)が故意落球の判定を受けるも、頭脳プレーで見せた。

 4点を追う四回1死一、二塁。遊撃へのハーフライナーを三浦がグラブに当てて落とし、二塁に送球。その後、二走を塁間に挟んでタッチし、ダブルプレーをとったかに思えた。ただ、審判が協議した末に故意落球の判定。打者走者がアウトとなり、2死一、二塁で試合が再開された。

 場内での審判のアナウンスでは「走者一、二塁、ショート飛球。ショートが故意落球と認め打者走者をアウト。2死一、二塁から試合を再開します」と説明された。頭脳プレーは認められなかったものの、三浦の巧みな判断に場内が沸いた。

 ◆野球規則5・09(a)打者アウト(12)「0アウトまたは1アウトで、走者一塁、一・二塁、一・三塁または一・二・三塁のとき、内野手が飛球またはライナーを故意に落とした場合、ボールデッドとなって、走者の進塁は認められない」

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