しゃく熱の甲子園 日中の試合で足つる選手が続出 兵庫県内は熱中症警戒アラート

 「全国高校野球選手権・2回戦、霞ケ浦5-4智弁和歌山」(13日、甲子園球場)

 七回の霞ケ浦の攻撃の際にアクシデントが起こった。1死一、二塁の場面で3番・羽成が右飛。2走の矢田貝がタッチアップの姿勢をみせてすぐに二塁に戻ろうとした際に、左足を痛めて倒れ込んだ。足をつったとみられ、足を伸ばしてもらうなど処置したが、結局立ち上がれずいったん担架でベンチ裏に下がった。二塁走者は菊池に交代した。

 この日も甲子園球場周辺は午前中から高温になっており、足に異変をきたす選手が続出。第2試合の石橋の先発入江が4安打完封したが、途中、右ふくらはぎがつるアクシデントがあった。先制2点タイムリーを放った石橋の伊沢が、熱中症のため六回の守備から退いた。両ふくらはぎがつるなどの症状があったため、医師に熱中症との診断された。アイシング、マッサージなどの処置を受けた後、コーチに付き添われてタクシーで宿舎に戻ったという。

 今大会は3日目まで暑さ対策のため、1日3試合で昼間の試合を避けていたが、4日目からは1日4試合となり、日中も試合が行われている。この日の西宮市の最高気温は38度予報で、兵庫県には熱中症警戒アラートが出ている。

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