「全国高校野球選手権・２回戦　滋賀学園５－０花巻東」（１３日、甲子園球場）

　花巻東ＯＢの佐々木麟太郎内野手（スタンフォード大）が、スタンドから母校に声援を送った。

　７月末にテネシー州ジョンソンシティーで開催された大学生による「アパラチアンリーグ」に出場していた佐々木。今回は、妹の雄姿を見届けるために一時帰国の日程を早めて帰国していた。

　女子高校野球の決勝戦を観戦した際には、兄妹で言葉を交わしたといい「彼女も分かっていましたが、甲子園でプレーすることがゴールじゃない、勝つことがゴールと話しました」と明かした。

　「重圧も感じていると思うんですけど、その中でよくやっていると思っています。とにかく悔いのないプレーと試合ができるように」とエールを送っていた。

　チームは１年生４番の古城が２安打と奮闘するも、打線が滋賀学園の好投手・脇本を攻略することができず。完封負けで勝利を見届けることはできなかった。